なぜ、人の肌を美しく整えるには、植物エキスが必要なのか・・・?
なぜ、油成分の補給が必要となるのか?
A.前記にまとめた植物成分の有効性はなぜ?
最新の皮膚化学において、ケイ素Siの保有率が皮膚の保湿に大いに関係していることが研究で明らかになってきている。そして、研究論文発表からは、ケイ素Siが結合組織のムコ多糖類―タンパク質複合体に関係していることが示されている。
ケイ素は生物学的架橋剤として機能し、結合組織の構築と弾力性に寄与していると結論づけられている。
3要素の植物成分の有効性は、この生物学的架橋剤といえるケイ素をいかにして、植物成分より肌細胞に取り入れるか・・・であったことがわかってくる。
そして、ケイ素は細胞増殖に対する細胞刺激剤及び細胞調整剤といえる。
Bリンパ球及びTリンパ球を活性化し、常に増殖しているリンパ芽球細胞増殖を阻害する。これらの観察結果を基にして、皮膚組織におけるケイ素の減少は、皮膚組織の破壊とその結果起こる皮膚の老化と密接に関係しているとの結論に達している。
【フレグランスジャーナル2000/11月号から 一部抜粋】
私達の研究開発において、生体水を整えることで水に活力を与え、安定させることができる最も優れた物質は、純度の高いケイ素Siであることが実験的に明らかになってきた。
また、今日最先端テクノロジーの研究者の中で水中のケイ素Siの存在が水の安定性に大きく寄与していることが語られ出されている。
生物学的架橋剤といえるケイ素の存在により、H2O水分子が安定することで、物質成分の酸化現象が防がれていることも明らかになってくる。
B. 油成分補給がなぜ有効なのか。
これは各化粧品開発社では明確にされ、答えを持っている。
いかにして、肌に負担をかけずに油被膜をつくり、“保水”させるか・・・ということにつきる。
ここでも“水”なのである。
最新の細胞学では、遺伝子(アミノ酸・タンパク質類すべて)さえも“水”の存在がなければ、その機能を正確に発現し修復できないこともあきらかになっている。
結論として
バリアゾーンを入れない=生体が必要としない
水の世界のみで、この肌細胞を潤わせ保水できることが可能になれば・・・。
そして、本来の“生体水に近い水”というものが存在するなら・・・。
生体に必要な物質は、すべて生体内で作られていることを知ることが、健康な生体を考える上で、最重要ポイントになる。生態システム構造は、良質な水の補給ですべては改善され、良質有効成分が体内で増産されるシステムになっている。
このことを熟知すれば、すべての皮膚化学を解決できることになるであろう。
注意:
「肌に浸透性を示す水」の中には、強い電位差をもちいたものがあり、この水を使用し続けると、細胞膜破壊が起こり、ある時点から肌荒れをすることになる。
肌細胞に選ばれた水のみが肌表面から心地良く浸透でき、肌を潤わせることを可能とする。